架空の漫才コンビ「みちのく二人旅」が未来のケータリングサービスを語ります。 ツッコミ→ツ ボケ→ボ ツ:どうもー、「みちのく二人旅」です ボ:よろしくお願いいたします〜 ツ:まあ大学の同期2人でコンビ組んでますけども ボ:今でこそお互いギスギスしちゃってますけどね、 ツ:まあ、ギスギスっていうか、適度な距離感でね ボ:学生のときとか仲良かったんですよ ツ:確かにね ボ:一緒にカラオケ行ってデュエッ…
架空の漫才コンビ「みちのく二人旅」が未来の働き方を語ります。 ツ⇒ツッコミ ボ⇒ボケ ツ:世間では、リモートワークがだいぶ普及しまして。 ボ:しましたね。会社に行かないで、 家とか会社外で仕事するってやつですね。 ツ:とくに若い会社員とかは、 「必要以上のお願いされることが減った」とか 「仕事がはかどる」 「プライベートと仕事をうまく両立できる」って 好意的な意見が多いんですよね。 ボ:ぼくも願わ…
ふとした瞬間に過去を振り返る、というのは、 私たちがなにげなく行っていることだと思う。 自分のルーツ、思い出の場所、人との出会い。 そんな「過去」を他の誰かと共有するバーチャルの旅が ひそかに人気を集めているらしく、 妻との結婚30年を迎えた記念日に、 子供たちがメモリートラベルなる プレゼントを贈ってくれた。 それは、好きな場所の好きな年月を バーチャルで旅するサービス。 私たちは1985年の仙…
いま観光は「ゆく」だけではない。 自分のいる場所から、世界のあらゆる場所にトリップする 「くる」観光を楽しむ人も増えてきた。 大学時代、国内旅行が好きすぎて、 日本を2周した経験がある僕だが、 いまは、福島で農家を継ぎ、 旅行ができるのは冬ぐらいしかない。 そんな旅好きの僕にぴったりなのが「くる旅」。 今夜は、友人の居酒屋で秋田をめぐることになっている。 店に入ると、モニターには 竿灯まつりのLI…
LCCも最近は海外への直行便が増えてる。 数万円で地球の裏側に行けるこの時代に、 歩いて行ける遠足のような旅行に注目が集まっている。 名前は知っていたけれど、普段使いが難しい割烹や、 こんなところにこんなものが!?という史跡、 知る人ぞ知る夜景のポイントを泊りがけで巡る。 民泊を利用するこの旅行では、 地元食材を使った季節のグルメがふるまわれる。 窓の外には我が家が見えるのがおかしくてしかたがない…
8月初旬のこの季節になると、 高校を卒業するまで大きなねぶたを追いかけ、 家族や友人と汗を流していたことを思い出す。 地元を離れ、子どもが産まれてからというもの、 ねぶた祭には1度も行けていない。 その代わりといっては何だが、 いまは、あたらしいねぶたの楽しみ方にハマっている。 「おうちねぶた」。 簡単に言えば、家庭用のミニチュアねぶただ。 今回注文したのは新進気鋭の女性ねぶた師のもの。 半年以上…
今日は、さんさ祭り最終日の夜。 私は、盛岡の実家に向けてクルマを走らせていた。 10年前、コロナで祭りが開催できなかったことをきっかけに、 ホログラムで祭り体験を共有する動きが 盛んになりつつあるのだ。 家につくと母から、 待ってましたと言わんばかりに、 「はやく、ノリコとつないでちょうだい」 とのリクエストが入った。 台湾に住む姉とオンラインで映像を繋ぐと、 私の隣に6歳の甥っ子のホログラムが現…
わたしは、ここ数年、病院に行っていない。 そう言うと身体の調子がいいように聞こえるかもしれないが、 病院には行っていないが医師には定期的に会っている、 というのが正しい表現だ。 かつては、南三陸から仙台市の大学病院まで クルマで2時間かけて診察を受けに行っていた。 しかし、オンラインでの受診が当たり前のようになり、 自宅や職場、時には船の上(私はワカメ漁をしている)が病院になった。 ウェアラブルウ…
会津木綿の織物職人として、 ずっと着物や手ぬぐいをつくってきた私が、 年間数千枚のマスクを縫うことになるとは 思ってもみなかった。 マスクと言えば白か水色が主流で、 柄物はほとんどなかったけれど、 コロナの影響で腕時計をする感覚で、 みんなが一年中マスクをつけるようになった。 一枚3万円もする高級ブランドのマスクも売れていると聞く。 はじめは地元の人が買ってくれていたわたしのマスクは、 いまや、海…
わたしは市の委託を受けて、 「道」を管理している。 その道は散歩専用の道で、 近くに流れる最上川を眺めながら 悠々と歩くことができる。 この道を歩くには事前登録が必要で、 歩くためにチケットを購入する必要がある。 たんなるウォーキングコースや ハイキングコースと異なるのは、 さまざまなアート作品を 眺めながら歩くことができる点だ。 ”健康的鑑賞”と話題をよび、 県外からも多くの人が訪れるまでになっ…
わたしはごく普通のサラリーマンだが、 5年ほど前から、 深夜12時から1時間だけの副業をしている。 それは、ただ、人の話を聞くというだけの仕事だ。 日中は営業職としてセールストークの マシンガンを炸裂させている。 自分でいうのもなんだが、 話はうまい方で成績もいい。 しかし、営業の仕事は 人の話を聞くということが実は大事だったりする。 そのスキルを、活かした副業というわけだ。 『王様の耳の耳はロバ…