おもロッケン_vol.5 真のりんご大国は岩手かも⁉from岩手県 

2023.04.04

ロッケンのメンバーがおもしろいと感じた東北のモノ・ひと・場所などをリレー形式でお伝えする「おもロッケン」。第5回のレポーターは盛岡支社の山澤美菜子さんですインタビュワーは東北のことをいろいろ知りたいロッケンの新キャラクター、取材犬の“ミッチー”です。

ミッチー: 

今日は、ロッケンの山澤美菜子に話をきくわん! 

お話のタイトルを教えてほしいわん! 

 

山澤: 

真のりんご大国は岩手かも!?です。 

 

ミッチー: 

ん!?何か世間がざわつきそうなタイトルだわん!具体的にはどんなお話? 

 

山澤: 

岩手県は2021年のりんごの生産量が青森、長野に次いで全国第3位。最盛期にあたる10、 11月にはスーパー、百貨店、オンラインショップなど町中のいたるところでりんごの予約販売が行われていて、東京出身の私にはりんごって予約するものなの!?と衝撃的でした。 

 

ミッチー: 

なるほど。でも今のお話だとりんごといえばやっぱり青森、長野の印象が強い気がするわん! 

 

山澤: 

そう!まさにそこなの!これは県庁所在地の比較になるんだけど、ちょっとこの表を見てくれない? 

1位を3点、2位を2点、3位を1点として10年間分集計してみたところ…

〈A〉平均購入金額ランキング

〈B〉平均購入量ランキング

〈A+Bの得点の合計〉

購入額・購入量どちらをとっても盛岡市は3位以内のランクインが最多で、総合での合計点はなんと1位になったんです!

会社内でもインタビューしてみたんだけど、自宅用として平均で月に4、5個買って食べているみたい。お世話になった人に贈ったり、逆にもらったりすることも多くて、盛岡駅の駅ビル”フェザン”の記事でも「いわてはりんご愛が深い」とのこと…!(フェザンHP:https://fesan-jp.com/iwatemonotrip/ca22.php#

 

ミッチー:

へ~、意外な結果でびっくり!盛岡市民の”りんごへの熱量”がひしひしと伝わってくるわん!

生産量としては青森や長野が多いけれど、食べたり、買ったりする点で言えば、岩手がりんご大国というのも過言ではなさそうだわん。

 

山澤:

そうなの!盛岡だけの話ではなくて、岩手の人はりんごをお茶うけや食後のデザートとして食べることが多いみたい。だから、岩手もりんご県なんだぞ!っていう事実をもっと多くの人に知ってもらえるといいなぁと思ったわけなの。去年、餃子の1世帯あたりの消費量で宇都宮市と浜松市を抑えて宮崎市が1位になったことが話題になったけど、「消費」という切り口で青森・長野に岩手が割って入って、もっと話題化できるといいな。

 

あとは、りんごをたくさん食べている岩手県民が選ぶ「絶対に食べるべき最強のりんご10」みたいにランキングを発表したり、首都圏にあるような搾りたてが飲めるオレンジジュースの自販機を、りんごバージョンで提供するのもありのような気が…。例えば、旬の時期に日本酒の試飲みたいな形で、盛岡駅に置いて岩手がりんご好きな県であることをPRしちゃったりなんかして、それからそれから…

 

オレンジジュースの生搾り自販機

ミッチー:

妄想は尽きないようだけど、山澤氏、おもロッケンな話、教えてくれてありがとう。

今回の「ここ掘れわんわん」(まとめ)

好きこそ話題の上手なれ!

ラーメン好き、温泉好き、芸術好き、ライブ好き…。その土地の人々の何かを愛する気持ちは、街を盛り上げ、街に人を呼び、街を聖地にしたりする。なんだかんだで、人は“好き”に弱い生き物なのかもしれないわん!