おもロッケン_vol.6 “百姓”カルチャーあらわる from山形
2023.04.28
ロッケンのメンバーがおもしろいと感じた東北のモノ・ひと・場所などをリレー形式でお伝えする「おもロッケン」。第6回のレポーターはBXP局の菅原愛恵さんです。 インタビュワーは東北のことをいろいろ知りたいロッケンの新キャラクター、取材犬の“ミッチー”です。
ミッチー:
今日は、ロッケンの菅原愛恵に話をきくわん!
お話のタイトルを教えてほしいわん!
菅原:
「百姓カルチャーあらわる」です。
ミッチー:
具体的にどんな話なんだわん?
菅原:
SNSやECサイトを通じて生産者と生活者が直接つながれる時代に、生産者の方々それぞれの個性が光るようになってきたと思います。
その流れの中で、「百姓ワタナベ」と名乗る生産者の方を見つけました。

「百姓ワタナベ」オリジナルの米袋 ユニークなイラストが描かれている
ミッチー:
どんなところが面白と思ったわん?
菅原:
WEBサイトやSNSなどで、生産した商品のこだわりを伝えていることに加えて、「百姓」としての生活を切り取って発信したり、ECで、Tシャツなどオリジナル商品を販売していて、農産物をつくるということだけではなく、農業を一つのカルチャーとして世の中に提案している点が面白いと感じました。

オリジナルTシャツ(オンラインストアで購入できる)
ミッチー:
じゃあ、カルチャーとしての農業には、どんな可能性がありそうだわん?
菅原:
「百姓カルチャー」がファンを獲得して、生産者の世界観や嗜好性がファッションや音楽などにも生影響力を及ぼしていくのでは?と感じました!農業や生産者がオシャレでイケてるという認識がひろまれば、その人たちの身に着けるものや聴く音楽が人気になるだろうし、時間の使い方や食事など、ライフスタイルを真似する人が出てくるかもしれない。
ミッチー:
だとしたら、これまで農産物は、品質を基準に選ばれてきたけれど、ファッションやバイブス、価値観など「生産者の人となり」も選ばれる理由になっていくのかも。そうなると、生産者のブランド化みたいなことが大事になるかもしれないわん。
菅原:
たしかに、それぞれの生産者が自分なりのカルチャーを追求することで、その人ならではのブランドが構築されていく可能性はありそうだね。
ミッチー:
それと、東北では、何年か前に漁師のモーニングコールやトレーディングカードが話題になったこともある。おいしくて、安全であることはもちろん、それ以外の付加価値や話題をどうつくるか、第一次産業が進化する余地は、まだまだあると思ったわん。
今回の「ここ掘れわんわん」(まとめ)
農業は、カルチャーやライフスタイルを出荷する時代へ。
直売所に行くと商品と一緒に生産者の写真が貼ってあったりする。顔が見えることが安心につながるように、これからは、生産者の価値観や暮らしぶりが可視化されることで、購買に影響を及ぼす可能性があるかもしれないわん。商品のクオリティだけでなく、生産者自身の見え方をプロデュースすることで第一次産業はもっと魅力を増していきそうだわん。