コロナ禍における東北の生活者の「生活自由度」は60.8点 (同時期の首都圏と比較して+10.3点) 給付金の使い道は、61.8%が「決めている」と回答。

2020.06.25

●新型コロナウィルス関する東北の生活者データ(20205月)

株式会社東北博報堂(社長・當麻裕介)のシンク&アクトタンク『東北6県研究所(ロッケン)』は2020年5月、新型コロナウィルス禍における東北の生活者の意識や行動について、調査を実施(2020年5月22日~27日、対象は東北の20歳~69歳の男女600名調査概要は次ページ以降参照)。同時期に行った博報堂生活総合研究所による首都40km圏の調査データと比較しました。

感染拡大前以前の状況を100点としたときの現在の状況下における「生活自由度」が何点か聞いたところ60.8点。首都40㎞圏における点数と比較すると10.3pt上回っています。 また新型コロナウィルスの感染拡大に伴う不安や抑制している行動等39項目について尋ねたところ、【不安度】については「経済の停滞に不安を感じる」(89.7%)が最も高くなっています。【行動抑制度】については総じて高い水準にあり「旅行・レジャーを控えている」(93.5%)が最多となっております。【行動変化度】については「公共交通機関の利用を控え、自家用車で移動するようにしている」(76.3%)が高く、「できるだけ時差出勤・時差通学をするようにしている」(27.2%)が低い結果となっています。特別定額給付金の使い道については「決めている(明確に決めている+なんとなく決めている)」(61.8%)が「決めていない」(26.8%)を大きく上回る結果となりました。

新型コロナウィルス影響下での「生活自由度」

【質問内容】新型コロナウイルスの感染拡大を受け、様々な不自由を強いられる状況となっていますが、現在のあなたの暮らしの状態についてお聞きします。 感染拡大以前の普段の状態を100点、感染拡大により極めて不自由を強いられる状態を0点とすると、あなたの現在の状態は何点くらいでしょうか。(数値入力)

【質問内容】またその点数を付けた理由を教えてください。

特別定額給付金の使い方

【質問内容】新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急経済対策として、国民一人あたり10万円が給付されるという発表がありました。 あなたはそのお金を何に使うか決めていますか。 現時点のイメージで構いませんので、次からあてはまるものをひとつお答えください。(ひとつだけ)明確に決まっている/なんとなく決まっている/まだ決まっていない/全額貯金する

【質問内容】また決まっていると答えた方はそのお金をどんなことに使いたいですか。 どんなことでも構いませんので、できるだけ具体的にお答えください。

詳しくは、こちらのPDFをご覧ください。

Director:加勇田亮二
Planner:菅原愛恵