#お見立て会2019レポート

2019.12.25

ロッケン(東北6県研究所)は、去る11月27日に初めての研究発表会となる「お見立て会2019」をせんだいメディアテークにて開催いたしました。
今回のお見立て会では「別解を、東北からうみだそう」をテーマに、東北をおもしろくする価値観についての提言や、研究パートナーである宮城大の学生たちと「お酒」のあたらしい楽しみ方をプレゼンテーションいたしました。当日は、お得意先さまをはじめ、メディア関係者さま、協力会社さまから多数のご来場をいただきました。
以下にて、「お見立て会2019」の講演内容を簡単にご紹介いたします。

第一部 #東北を、もっと、おもしろがってみる。

第一部では、加勇田所長からロッケンの活動目的や体制の紹介、「東北をおもしろくする新しい価値観の台頭」について解説。

・新しい成長観「THRIVE」
→積み重なるように増える、根付く​=質的成長・横型成長

「別解」は辺境から生まれる
→手つかず、足枷がない、束縛がない、自由な場所(だからイノベーションが起きやすい)

・東北ダイバーシティ
→元々の多様性×外からの多様な視点や資源​による新たな価値や意識の芽生え

(新しい価値観について解説する加勇田所長)

またメンバーの栗原が「東北をおもしろくする酒」をテーマに、お酒を通して見えてきた東北6県の県民性について発表しました。

(お酒を通して見えてきた県民性を発表する栗原)

第二部 #居酒屋ロッケン、開店!

第二部では、第一部で発表した6県の県民性やお酒の効能から着想を得た新しいお酒の楽しみ方(別解的お酒の流儀)を、宮城大学・高山ゼミの学生と発表。

「(普通は)〇〇だけど、××である」という別解的な思考により生み出されたお酒の飲み方や提供の仕方、再価値化したお酒の役割をワークショップやポスターセッションでの質疑応答を交えながら発表・解説し、来場した皆さまに体験・理解いただきました。

(アイデアの説明をするヨネくん)

以下、参加した宮城大の学生のコメントをご紹介します。
①ロッケンの活動に参加して得たこと
②あなたにとって「別解」とは?

ハルキ(3年)
①1つのものを多くの角度から見て、アイデアを出す方法と、多くの人の前で伝わるように楽しんでプレゼンをする方法。
②今あるものの視点をズラしたり、他のものと組み合わせたりして固定概念をぶち壊すこ

カナメ(4年)
①自分の弱点…言い換えれば伸びしろ。半年間戦い抜いたからこれからの成長課題に気づけた。
②“可能性”

ミナ(3年)
①物事にはすべてアンビバレントが内在されていて、それを面白がる思考!
②”普通”じゃないこと!

サヤ(4年)
①尊敬できる人々。考え方・生き方の別解!
②思考を止めない者が得られる、未来への出発点

ヒナタ(3年)
①色んな角度から物事を捉える大切さ。
②非常識であること。

ヨネ(4年)
①ビジュアルだけじゃ人は動かせない。
②他の人がやらないようなことに全力を向ける。

レノ(3年)
①ストーリーの重要性と、それを五感で伝える表現力
②今までなかった世界への入り口です!

マコ(3年)
① 遊び心って強い!!
② 当たり前や普遍なものから未来を創り出すもの

「お見立て会2019」にお越しいただいた皆さま、誠にありがとうございました。ロッケンは、発表したアイデアの実現や、新たなビジネスの開発に向けて活動をスタートしています。ぜひ、ロッケンの今後のアクションにご注目ください。

writer:武田陽介