おもロッケン_vol.8 朝活のすすめfrom青森県
2023.09.05
ロッケンのメンバーがおもしろいと感じた東北のモノ・ひと・場所などをリレー形式でお伝えする「おもロッケン」。第8回のレポーターは青森支社の玉田純平さんです。 インタビュワーは東北のことをいろいろ知りたいロッケンの取材犬、“ミッチー”です。
ミッチー:
今日は、ロッケンの玉田純平に話をきくわん!
お話のタイトルを教えてほしいわん!
玉田:
青森「朝活のすすめ」です。
ミッチー:
玉田氏、どうして青森で朝活なんだわん!?
玉田:
2021年の総務省「社会生活基本調査」で青森県民は全国平均で1番に早起きなんだって。
僕も、今朝早起きしてランニングしたあと、朝風呂(温泉)に行ってから出社することもあるんだ~。今日は、そんな青森県の朝活事情について紹介するよ!
ミッチー:
玉田氏が“エクストリーム出社”していただなんて、びっくり!青森の朝には、可能性が秘めていそうだワン。
玉田:
そうなんだ。観光スポットとして人気の八戸の朝市は、青森の朝活文化のシンボル!普段は何もない広大な岸壁に、毎週日曜日の早朝にだけ出現する巨大朝市・館鼻岸壁朝市(たてはながんぺきあさいち)は圧巻だよ。全長約800メートルにわたって300店程が立ち並び、毎週数万人もの人が訪れる、国内でも最大級の朝市なんだ。それ以外にも、青森市には朝食にラーメンを食べる「朝ラー」が文化として定着していたり、モーニングが食べれる昔ながらの喫茶店も多くあるんだ。
この朝活文化が市民だけではなく観光のコンテンツとして、県外からくる方にも受け入れられているよ。
ミッチー:
東北の朝ラーといえば、福島の喜多方のイメージがあったけど、青森にも根付いている文化なんだね~。朝からおいしいものを食べるだなんて、それだけでいい一日になりそうだワン。
玉田:
そう!早起きするのはちょっと大変だけど、朝から行動すると1日がとても充実するよね。
ミッチー:
ちなみに玉田氏は、朝活を楽しむ中で気づいたことはあった?
玉田:
普段どうしても不規則な生活になりがちだけど、早起きすることは心にも身体にもいい気がするよ。実際、朝ごはんを食べると生活リズムが整って、健康への近道だって言うしね。
それと、八戸は「食」、弘前は「学び」、青森は「健康」というように、各エリアごとテーマを掲げて朝を盛り上げられると、朝活の聖地として青森県をプロモーションできるのでは?と思ったよ。そして、短命県から朝活県に、さらに長寿県に進化するきっかけにできそうだし!
ミッチー:
朝活県ね!朝が盛り上がれば、朝のために夜の滞在が生まれて、夜の楽しみ方も変わるだろうし、巡り巡って昼の楽しみ方にまで影響するかも。丸の内の朝大学のように、新しいコミュニティが生まれる可能性もあるし。住んでいる人も訪れる人も、健康で嬉しくなる朝文化を、青森から広げていけたらいいね~。玉田氏、おもロッケンな話、ありがとう!
今回のここ掘れワンワン(まとめ)
場所からトキへ。
どこを訪れるかも大事だけれど、いつ訪れるか。また、タイパを重視する時代だからこそ、時間をどう使うか。「トキ」をテーマにした観光やシティプロモーションがポイントになりそう。時間限定の観光資源の開発や、1時間のマイクロツーリズムなど、「トキ」を制するものが観光を制す!かも、しれないワン。