おもロッケン_vol.7 君はふるさとを歌ったことがあるかfrom秋田県

2023.06.02

ロッケンのメンバーがおもしろいと感じた東北のモノ・ひと・場所などをリレー形式でお伝えする「おもロッケン」。第7回のレポーターは盛岡支社の佐藤允さんです。 インタビュワーは東北のことをいろいろ知りたいロッケンの新キャラクター、取材犬の“ミッチー”です。

ミッチー:

今日は、ロッケンの佐藤允に話をきくわん!

お話のタイトルを教えてほしいわん!

 

佐藤:

「君はふるさとを歌ったことがあるか」です。

 

ミッチー:

具体的にどんな話なんだわん?

 

佐藤:

ミッチーは「県民歌」って知ってる?その県ごとに制定して歌い継いでいる歌のことなんだけど、私の出身である秋田の「秋田県民歌」は、長野県の「信濃の国」、山形県の「最上川」と合わせて「三大県民歌」と称されているらしいんだ。私も中学校の入学式や卒業式でよく歌った記憶があるよ。歌詞は、秋田の自然や資源などを称えた内容になっているんだ(下記参照)。ふるさとの風景や誇りを歌うという意味で、校歌と似ているかもしれないね。

ミッチー:

ふむふむ。学校行事の節目に県民歌を歌うだなんて、秋田県は珍しい県だわん。

 

佐藤:

ミッチー、「秋田県民歌」をあまく見ちゃいけないよ!スポーツの大会やイベント、式典でも斉唱されることも多くて、年末の第九のように「秋田県民歌」を歌う催しもあるくらいなんだ。ちなみに、秋田県庁の電話の保留音も「秋田県民歌」なんだよ。

 

ミッチー:

それはなかなかの浸透度だわん。佐藤氏は、この歌のどんなところが魅力だと思うわん?

 

佐藤:

そうだなぁ、秋田県民をひとつにする力があるところかな。例えば、秋田のプロバスケットボールチームの秋田ノーザンハピネッツのホームゲームでは、試合開始前に選手とブースターが斉唱するんだけど、試合前に会場に一体感がうまれるんだ。それってすごいことだと思わない?あと、大曲の花火大会でも、フィナーレ「尺玉30連発」のBGMに「秋田県民歌」が使われているんだ。郷愁を感じながら1発1発の花火を観るのはなかなかオツだし、みんなの心がひとつになる瞬間でもあるんだ。県外から来た人は「秋田の事を歌っているな~」くらいにしか思わないかもしれないけど(笑)

撮影:佐藤允

ミッチー:

いや~、「秋田県民歌」恐るべしだわん。こんなに影響力がある歌なんだから秋田以外の人にも知ってもらえるといいかもしれないわん。

 

佐藤:

そうだよね!秋田県のプロモーションでもどんどん使えばいいと思うんだ。アレンジ次第で、動画コンテンツのBGMにできると思うし、テクノとかラテンみたいなアレンジにして秋田にちなんだ振り付けのダンスをSNSに投稿してみるとか。若者に楽しんでもらうことで拡散する可能性もある気がするんだよね。

 

ミッチー:

なるほど~。だとしたら、秋田だけでなく他の東北の県でも「県民歌」で面白いことができるかもしれないわん!だって、三大県民歌に秋田と山形2県も入っているんだから。

佐藤氏、おもロッケンな話、教えてくれてありがとう。

 

 

今回の「ここ掘れわんわん」(まとめ)

 

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