【事業】宮城大学と協同で、東北から世界を狙う事業づくりの研究と支援「東北イノベーションパレット構想」

2021.05.14

ロッケン(東北6県研究所)は、公立大学法人宮城大学 事業構想学群 エッジネクストチーム 高山純人氏とともに、「東北イノベーションパレット構想」の取り組みを2021年4月より開始します。

「東北イノベーションパレット構想」とは?

まだ知られていない東北を、見つけ出し、新たな東北を、創り出す。

私達東北人の周りは、魅力的な“モノ”で溢れている。その技術は時に、海外の人々をも魅了する。なぜその価値は、海外から評価されたのか。他にもまだ、求められている価値があるのではないか。海外で評価された東北の企業の事例を蓄積すると共に、その戦略や価値創造のノウハウを理論化・手法化することで、東北のさらなる経済的/意味的価値創出を目指し、3つの主要事業を展開していきます。

3つの主要事業

▼主要事業(1) 教育・研究事業<宮城大学>

本事業により地域企業との連携を強化することで、価値創出事例のノウハウ化を行う。またその事例を講義とすることで、アントレプレナーシップと後継者の育成を目指す。

・事例講義
新カリキュラムより設置予定のイノベーションデザイン特別講義にて、成功事例を企業から直接学生へと伝えることで、アントレプレナーシップを育成するとともに、地域企業に対する興味の向上を図る。

企業訪問
1年生を対象とした講義「地域フィールドワーク」において、価値創出の事例を生み出した企業を訪問し、講義内容の理解の深化と、成功した地域企業とのコネクションの強化を行う。

・研究/理論化
海外進出企業との連携を強化し、事例を蓄積していくことで、海外への価値創出の手法について理論化/形式知化を行い、再現可能なノウハウに転換することによって、次のビジネスの支援を行う。

主要事業(2) メディア事業<ロッケン> 

宮城大学エッジネクストチームが収集した地域企業の事例を、メディア化。地域企業への情報の浸透を図ると共に、新たなメディアビジネスの種とする。

・WEBメディア
「ロッケン」の新コンテンツとして、東北から世界に進出している企業を取り上げてコンテンツ化し、情報発信を行っていく。

・雑誌メディア
情報を雑誌メディアとしても発行することにより、より特別な情報として東北の事業者に届けることが可能に。

・事業拡大支援
この構想により創出された新たなビジネスについて、その拡大支援を取り組むことにより、地域広告会社の新しい形を模索する。

主要事業(3) ネットワーク事業 

成功事例の分析によって得た有力な販路について、ネットワーク化。また、協業支援や資金援助など、具体的な立ち上げ後の戦術面について協力にサポート

・販路開拓支援
これまでの成功企業が行った販路開拓先をネットワーク化していくことで、新たに海外進出を狙って企業にも、その販路を提供できる体制を確保する。

・協業支援
プロダクトの開発の他にも、生産/流通などの事業を立ち上げる段階で自社に不足する領域について、協業できるパートナーをネットワーク化し、地域企業に提供する。

・資金援助(助成金)
東北から世界に発信できる新しいビジネスを立ち上げる企業に対して、その挑戦を支援する助成金事業を行う(既存)。

 


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