【アイデア】「れげえぱんちする【レゲエパンチ-する】」

2019.11.27

れげえぱんちする【レゲエパンチ-する】

【動】既存の事物をリネームし、所有・愛着を生み出すこと。他者をうまく取り込み、自らの文化・個性に昇華させる宮城県民的行為。

あらゆるお酒を“レゲエパンチして”お客さまの愛する特別なお酒に

あるとき、アフロヘアのレゲエ好きの女性に、気分で、ピーチウーロンをレゲエパンチと称して提供したように。
ラフで宮城県らしい新しいお酒のサーブ方法として、「レゲエパンチする=リネームして提供する」を浸透させたい。

「別解」ポイント

notパクリ, but リネーム

他者の文化を取り込むということは普通、「パクリ」でありアイデンティティを失いかねない行為である。しかし、「リネーム」という視点転換をすることで、対象物の「再価値化」とともにその行為による「所有・愛着」を生み出し、自らの文化・個性に昇華させることが可能なのである

東北的な視点、背景

宮城県の「レゲエパンチ」文化

ピーチウーロンに何気なく「レゲエパンチ」という名前をつけて、自分たちが生み出したプロダクト・文化のように愛着を
持って接する。宮城県の社交的・受容的な性質だが、決して自らの魂は売らず、他者をうまく取り込み、自らのアイデンティ
ティにしてしまう様。

解決する課題(社会、市場)

リトル東京の地域資源不足による、アイデンティティ欠如。

首都圏との交流機能を担う地方都市は、経済的発展の一方で、その性質上“リトル東京”と揶揄され、自らの文化などを失うもしくは形骸化するとともに、首都圏との交流が断たれた際に、多くを失う可能性もある。

どのような新しさがあるか?

地方が主役になれる、新しい世界。地方都市の「リネーム成長戦略」

地域資源の少ない地方都市において、積極的に他の文化を、自らの文化として取り込み、愛を持って育て上げる。国内外の都市で生み出される、パワー・流れを自らのモノに。

CREDIT
Director:栗原 渉(ロッケン)
Planner:菅原 紗椰(宮城大学)

 


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